
建築仲間に誘われて、日比谷の日生劇場の内観見学ツアーへ。
12月から半年間、設備更新などメンテナンス工事のためお休みになるそうで、
今年最後の見学会。設計は村野藤吾、1963年完成の建築。
劇場はもちろん、ロビーから劇場前ホール、家具やテラスの天井にいたるまで、
緻密に作られていて、息をのむ2時間でした。
子供のための劇場ということで、子供にこそ最上のものを、、という意気込み
が伝わってきます。

劇場は海の底のような趣き。天井はアコヤガイが2万個埋込まれているそう。
ブルーの曲面にキラリ光る不揃いのアコヤガイが海底に注ぐ光のよう。。。
ロビーやホールの階段や手すりやは客船の趣き、、、子どもたちの物語への船旅、、
そんなイメージを感じました。


ロープのような形状の繊細なステンレス製手すり
小野育代建築設計事務所のホームページ