14 2015

迫力の建築展

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たまには刺激を求めて、建築家の展覧会、フランク・ゲーリー展へ。
86歳の世界的建築家、建築設計をしている人なら、多分誰でも知っ
ているような建築家です。

美術館(21_21 DESIGN SIGHT)は安藤忠雄氏設計、地中にあります。
コンクリート打ち放しのカクカクした壁に、フランク・ゲーリーの建築
を体験できるような映像が写しだされます。大迫力。



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グニャグニャに曲がっている、彫刻のような建築。
このグニャグニャのために、コンピュータソフトの開発、コストがオーバー
しないようにな作り方の仕組みなど、新しい技術がたくさん開発されたそう
です。スゴイです。

展覧会のHPにもあるフランク・ゲーリーのマニュフェストという文章も、
禅問答のようで面白い。

模型をつくって、眺めて、嫌いになって、つくり直す・・・模型はまさに
製作過程の瞬間瞬間を表現しています。スゴイです。

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恥ずかしながら、ゲーリー=グニャグニャ、という安易なイメージしか持
たず良く知らなかったのですが、挑戦と何度も繰り返すスタディは、確固
たる美意識と信念に裏打ちされたもの。まさに巨人。

展示方法も楽しく、建築関係者に限らず、お子さんから大人まで楽しめる
展覧会だと思います。

美術館は六本木、東京ミッドタウンの庭にある、21_21 DESIGN SIGHT
会社帰りに立ち寄れる時間まで開館しているのも魅力。



小野育代建築設計事務所のホームページ

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