22 2015

再生マテリアル

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家づくり学校、講義のテーマは「古材・再生素材」。
講師はクラフトサイエンスの安井正先生。
物が再利用されている現場を、材料と建築両方を見てまわった授業です。


写真は新木場にあるパーティクルボードの工場、東京ボード工業
パーティクルボードとは、粉々にした木材を固めて板にした再生マテリアルです。


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再生される前の廃材。
左は合板や荷物を運ぶ木のパレット、釘など異物は粉砕しながら磁石などで除去する。
右は伐採された樹木の枝。こういうものは水分も含み、粉砕に手間がかかります。
しかしほぼ何でも受け入れて、それらを粉砕する技術がこの工場にはあるそうです。
集める物を選んでいると、廃材はちゃんと集ってこないのだそうです。
再生加工に向かないものは、燃料として乾燥機などのエネルギーになります。

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板状になったものが積んであります。3日以上乾燥させ、製品の収縮を防ぎます。
やはり材料は木材、伸縮することは変わらないようです。
乾燥後、厚みを揃えるため、表面を削ります。このとき出た削りかすも燃料になります。
廃材を余すことなく使用する、徹底した様子に驚きました。

これからは、この廃材も引く手あまたになるだろう、と工場の方。
世の中いまだ、物の飽和状態。
少しでも、不要なものがただ捨てられるのではなく、
資源として利用していく、、、そういう徹底した工場の仕組みに感心しました。



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